女子体操協会が体罰やパワハラで世間を騒がせている一方で、日本の部活どうでもまた体罰が発覚しました。
埼玉県にある私立正智深谷高校の女子バレー部監督が部員に体罰を繰り返していたそうです・・・しかも、この教諭は2012年にも1度厳重注意がされていた様で、体罰の常習犯だったようですね(-“-)
現在は監督解雇と減給処分とされているようですが、どうしてこうも体罰が減らないのでしょうか。
今では部活の時間も制限されていたりするのに、なかなか改善が見られないのが現実ですね。
今回はなぜ体罰がなくならないのかということで見ていきたいと思います!
日本の部活動の体罰の現状

再び発覚した体罰問題。
実は2015年にも鹿児島県の高校でバレー部の顧問だった男性教諭が、選手に平手打ちをして口内出血などさせたとし、解雇処分、この件に関しては裁判にもなっていたそうです。
現在は体罰問題などは厳しくなっているのに、全く減ってない現状・・・
おそらく公にはなっていないものの、いろんなところでまだ体罰を繰り返されているのは間違いないでしょうね。
言えないだけ、言わないだけ・・・
これでは全く改善傾向がみられません!!!
なぜ体罰ということが起こるのでしょうか。なくならないのでしょうか。
なぜ体罰はなくならないの?
こんなにも大きくニュースで取り上げられ、大問題となっている体罰問題。
なぜ体罰はなくならないのでしょうか。
実は私も幼いころからスポーツをしており、実際に叩かれたりしたこともあります。しかしこれは体罰が問題視されだすず―――――――――っと前の話です。
もちろん叩かれて痛かったですし、叩いた人の指輪が食い込んだ後がうっすら残ってたりします。(今はほとんど目立ちませんが・・・)
叩かれるのが嫌で練習試合の日の朝は起きるのが苦痛で仕方ありませんでした。
叩かれるたび涙を流しましたが、監督に言われる言葉は「勝ちたいんでしょ?」
もちろん勝ちたかった!
勝ちたかったけど叩かれたくなかった!笑
今となってはあの時のことは笑って話せますけど、当時は嫌で仕方なかったですね~
なぜ体罰が起こるのか!ということですが、監督も人間です。感情の生き物です。スポーツの世界は必ず“勝敗”というものがつきものです。
勝てなかったとき、指示に従わなかったとき、感情に支配されて行動を起こしてしまう。
その感情に支配されて行動してしまうというということが大きな問題ですよね。
大人なんだから感情をコントロールしろよ!!!と。そうも思うのですが、できない人もいるのが現状ですよね。
しかし理由はほかにもあって体罰をしている教師自身が体罰を体罰と認識していないのです(-“-)
「過去に自身も体罰にあっていた!それが普通だった。」や「あの時の経験が今の自分を作ってくれた」「あのとき、先生は厳しかったから強くなれた!」など、教師自身が体罰を受け、それを美化しているところがあると、同じようなことを繰り返す傾向にある様です。
“スポ根”という言葉がはやった時代に生きてきた現在の教師の中では体罰は当たり前だった。それが普通で問題視されなかったのです。
なので、どんなに対策をしても、制限をかけても、根本的な考え方から治さないと体罰はなくならないかもしれませんね・・・
体罰に対する対策や制限
体罰が減らない現状で、どのような対策がされているのでしょうか。
文部科学省のホームページにも、きっちりと掲載されています。
各学校において“体罰禁止”の趣旨を徹底し、理解を深めること。
粘り強く言葉で指導する指導力の向上、適切な指導法の習得。
どこまで徹底されているのかはわかりませんが、本当にこれだけで減少していくのか少し疑問ですね。現に減っていないのが事実ですから・・・
学校側は教師の教育の徹底、現状把握!
これはいじめ問題にも通じることがありますよね。
小さなところからでも行動を起こさなければ何も変わりませんし、目につく体罰の裏側では体罰根絶に向けて動いている人もいるかもしれません。
まだまだ減らない体罰に心は痛みますが、少しずつでも前進していると信じたいですね。
スポーツは本来“楽しむ”ものです(^^)
楽しいから続けられるし、厳しさのある中で楽しく勝っていけたら1番ですね♪